話題のニュースを追跡!「100年に一度咲く」巨大植物フィーバー 命運分けた“干潮”
■奇跡のタイミング…満潮なら水没か
突き破られた柵、その先の川には一台の車が転落していました。 沖縄県那覇市で9日、軽自動車が川に転落する事故が発生しました。半分近く水につかった車の中には、運転手が取り残されています。 およそ5分後、駆け付けた消防隊員が腰まで水につかりながら運転手を救出。5メートルほどの高さから転落したにもかかわらず、警察によると、60代の運転手は命に別状ありませんでした。まさに“九死に一生”です。 さらにもう一つ、運転手の命運を分けたのは“発生時刻”でした。旅行中に事故を目撃したという撮影者が、翌日同じ場所で目にしたのは…。 撮影者 「次の日に同じ川を見たら水の高さが、藻があるところくらいまで。満潮でした」 事故現場は、海からおよそ500メートル。潮位の変化の影響を受けやすい場所でした。 同じ川の水位が低い時の様子は、高い時と見比べると水位が1メートルほど違うことが分かります。 もし事故当時、満潮だったら車は水没していた可能性があったと撮影者は言います。 撮影者 「(事故当時は)ちょうど干潮でした、一番水位が低い時です」 事故が起きたのは午後2時すぎ。この日の那覇の満潮は朝と夜の2回、タイミングが違えば命にかかわっていたかもしれません。
■インパクト大の店名
去年12月、クリスマスの日に東京・北区赤羽の商店街で起きた火災。焼き肉店からの出火が原因とされ飲食店など計4軒が焼けたものの、幸い大きなけがをした人はいませんでした。 あれからおよそ半年、焼けた建物はほとんどが撤去され、更地となっていました。 かつてこの場所には大衆居酒屋がありました。取材を進めると、もらい火で焼けた店が奇妙な店名で再オープンしていることが分かりました。追跡すると、その理由が明らかになりました。 当時働いていた店員から話を聞くことができました。 焼けた店の元従業員 「隣の裏が燃えていて『みんな逃げよう』となって。時間が経ったら(働いていた店も)炎が出ていた。店が燃えて(なくなり)“うらめし屋”ができました」 再オープンした店名は「うらめし屋」!? 火災現場からおよそ150メートルの所にありました。その名も「居酒屋燃えた うらめし屋 赤羽」なんともストレートな名前ですが、客はこのように話します。 初めて来た客 「燃えたことをSNSで知って(店名が)面白そうなので来ました」 「燃えた後に復活して、頑張っているので応援しに来ました」 店名のインパクトが話題になり、大勢の客でにぎわっていました。