VWグループの新世代ナビ、アウディの新型EVに初搭載…トムトムと共同開発
トムトムは11月28日、フォルクスワーゲングループのモデルに、トムトムとCARIADが共同開発した新世代ナビゲーションシステムが初搭載されたと発表した。 【画像全2枚】
アウディの新型EVの『Q6 e-tron』に初めて搭載されるこの新しいナビゲーションシステムは、車両プラットフォームに統合され、インフォテインメントと最先端の運転支援システム(ADAS)を通じてシームレスな操作を実現する。
CARIADは、ナビゲーションのUI/UXとマップビジュアライゼーションを開発し、フォルクスワーゲングループの顧客に独自の体験を提供する。トムトムのクラウドネイティブなナビゲーションソフトウェアを活用することで、ドライバーは車線レベルのルーティングとリアルタイムの交通情報を利用でき、最適化された案内と正確な到着予定時刻の予測が可能となる。
データ接続が利用できない場合でも、オンボードソフトウェアに切り替わり、継続的な利用を確保する。
この新しい車両モデルは、EVルーティングおよび航続距離サービスを搭載し、特に長距離走行においてEVの利便性をサポートする。交通状況やEV充電器のリアルタイム利用状況、ドライバーの運転スタイルを考慮し、最適な充電スポットを特定して移動時間に組み込む。
また、車両の航続距離を常に監視し、必要に応じてルートを変更することで、快適なEV体験を追求している。
レスポンス 森脇稔