【闘病】生まれた娘は「左心低形成症候群」それでも手術・大量の薬の服用を乗り越える理由
編集部まとめ
S.Hさんのお話の中で、「我が子を失うかもしれないという恐怖」という言葉がとても印象に残っています。いくつもの管につながれたお子さんを見て、幾度となく、「変わってあげたい」と思ったことでしょう。現在はお子さんのペースで小学校生活を過ごされているとのこと、嬉しく思います。これからもご家族みなさんが穏やかに過ごされることを切に願います。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
体験者プロフィール:
S.H さん(仮称) 新潟県在住の5人家族。2015年9月に出産した三人目の子が、生後4日目に大学病院へ転院し、バンディング手術やノーウッド手術、グレン手術など、多くの手術を受けることになる。2019年3月にてんかんを発症、2020年3月にはペースメーカー植込み術を実施。現在は小学生になり、月1回の外来受診と内服治療、夜間のみ在宅酸素を使用している。
記事監修医師:
木村 眞樹子 先生(医師) 医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。妊娠、出産を経て、産業医としても活動するなかで、病気にならない身体をつくること、予防医学の大切さを改めて感じるようになる。医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行なっている。総合内科専門医、循環器専門医、睡眠専門医、認定産業医の資格を持つ。 ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。