1日5分でOKな「ぎっくり腰予防ストレッチ」を理学療法士が伝授。ツラい腰痛ともオサラバ!
神林:食生活では、筋肉や骨を強くするカルシウムやビタミンD、マグネシウムが多く含まれる食材がおすすめです。カルシウムは、牛乳やヨーグルト、チーズ。ビタミンDは、鮭やサンマ、アジなどの魚類に、マグネシウムは、アオサやワカメなどに含まれています。 反対に、ファストフードやお菓子などのジャンクフードは脂質が多く含まれているので、肥満やメタボの原因になり、腰に負担をかけるので避けましょう。 ――腰痛が何か深刻な病気の前兆だったりはしないんですか? 田邊:時間経過によっても痛みがとれない場合、椎間板ヘルニアや骨粗鬆症ということもあります。そのほか、消化器系や泌尿器系、循環器系など内臓疾患、もしくは膵臓がんが隠れている可能性もあります。こうした病気の痛みや痺れは1週間ではおさまらないので、MRIなどの精密検査が必要です。 重篤な病気が隠れていることもあるので、ただの腰痛などと軽視せずに痛みが続く場合は、医療機関を早めに受診しましょう。 ◇ ぎっくり腰はいつどこで発症するかわからないもの。何度も発症しないように、ストレッチ&食生活の見直しなど、体のメンテナンスで予防しよう。 アントレース、酒井範子=取材・文
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