ビットコイン、利益確定売りが続く──次に売るのはブータン政府か?
利益確定
ブータンのBTCの動きは、価格が3月に記録した最高値に近づくにつれ、大口投資家による利益確定の動きが活発化しているという、より広範な傾向の一部だ。 保有者の多くが利益を確定しようとしているため、その活動により、記録更新に向けた上昇ペースが鈍化する可能性があると、今月初めにCoinDeskの調査が示唆した。調査結果が発表された10月17日以降も利益確定の動きは衰えていないが、それでもなお、新たな史上最高値が更新される可能性は高いようだ。 ビットコインの実現利益が10月8日にピークに達し、減速し始めたことはポジティブな展開ではあるものの、それでもなお、年間の平均よりも高い利益確定が見られる。 29日の時点で、流通供給量の99.7%が利益を得ており、15億ドル(約2250億円)の実現利益が確定している。Glassnodeのデータによると、その大半は少なくとも100BTCを保有する大規模な事業体によるものだ。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:ブータンのガンテ・ゴンパ僧院(Shutterstock)|原文:Bitcoin Profit-Taking Continues as BTC Price Nears High. Is Bhutan Next to Sell?
CoinDesk Japan 編集部