iPhone 16にする?しない? iPhoneを機種変更すべき5つのタイミング
【2】処理が重いと感じたとき
次は、「iPhoneの処理が重いと感じたとき」です。たとえば、iPhone 8で『ポケモン GO』を起動すると最新モデルに比べて5~10秒ぐらいは遅かったりします。「たった5~10秒のために、数万円も出して新品のiPhoneにすべきか?」と言う人もいますが、ゲーム中の操作がすべて5秒早くなるので、最初の5~10秒だけではないんですね。 場合によっては、今まで5分かかっていた処理が最新iPhoneなら1分で終わることもありますので、快適度がまるで違うと思ってください。具体的な症状としては、最新ゲームアプリの起動や処理が追いつかず、読み込みが遅かったり画面がカクついたりします。 ほかにも、YouTubeとかInstagram、X、Webなどのスクロールがカクついたり、写真表示が遅いといった症状も見られます。また、なぜか同じところでアプリが何度も落ちる現象もよく見られます。このような症状が見られたら、機種変更の時期だと思ってください。
【3】新iOSのサポート対象外になったとき
3つ目は「新iOSのサポート対象外になったとき」です。これはもう“新機能が追加されなくなる”ということです。ただし、2024年秋頃に登場する「iOS 18」に関しては対象外となる機種はありません。つまり、現状iOS 17が使用できていれば、そのままiOS 18に移行できるんです。 ほかにも、AppleのAI機能「Apple Intelligence(アップル・インテリジェンス)」については、今のところiPhone 15 ProかiPhone 15 Pro Max以外は対応していません。もし、AppleのAI機能を快適に使いたいと思った場合は、2024年秋に登場予定のiPhone 16やSE4などに機種変更したほうがいいかもしれませんね。 ちなみに、iPhoneは新iOSのサポート対象外になっても、数年間は重要なセキュリティアップデートが提供されます。現在でも、iOS 17が対象外となったiPhone Xや8を使っている人は多いと思いますが、新機能は追加されなくてもセキュリティアップデートがサポートされれば、そのまま数年間は使えてしまいます。