目標を色紙にしたためた遠藤エミ

　2025年のびわこは女子レーサーの白熱バトルで幕を開ける！　ボートレースびわこで1月4日から9日までG3「オールレディース　ビーナスちゃんカップ」が開催される。4年連続5回目の賞金女王に輝いた遠藤エミをはじめ守屋美穂、香川素子、宇野弥生、松本晶恵、平高奈菜、藤原菜希といった女子トップレーサーが集結。新春の琵琶湖で熱い戦いを繰り広げる。この激戦を前に、遠藤エミ（36＝滋賀）が〝2025年の誓い〟を明かした。 　昨年末は女子賞金ランク1位で迎えたPG1クイーンズクライマックスで堂々の優勝。結果、総額8057万1000円で4年連続5回目となる賞金女王の座をもぎ取った。4年連続賞金女王は1989年から92年の鵜飼菜穂子、93年から96年の山川美由紀と並んで歴代トップタイの記録だ。 　2024年は11優出4V（12月28日時点）。8月の福岡PG1レディースチャンピオンを制し〝夏の女王〟の座に就いた。「良くはなかったけど、調整が合うことが多かった。分からないまま終わってしまうことがあまりなかった」と振り返る。そして「そういう点では来年につながるのかなと思う」と25年はさらなる〝パワーアップ〟を予感させる。 　22年の大村クラシックス女子初のSG制覇を果たし、ボートレース界の歴史を変えた。24年もクラシック、オーシャンカップで準優進出とSGでも存在感をアピールした。5年連続賞金女王となれば史上初。〝歴代最強女子〟となる。「2025年も変わらず一走一走、全力で頑張ります」。新たな歴史に向けて走り続ける。