つらい生理は“どう過ごすか”でラクになる!? 【生理中・生理後】におすすめフード&運動を専門家が伝授
生理は美しく、自然なもの。だが、それは同時に、人によっては倦怠感やむくみ、乳房の張りや肌荒れ、生理痛、気分のむら、そして「空腹感」をもたらすものでもある。 【写真】生理痛を緩和する覚えておきたい12の食べもの 湯たんぽを使って温めたり、Netflixで映画やドラマを観ながら思い切りアイスクリームを食べたり、生理で体調が優れない時期の過ごし方については、それぞれに対応策があるはず。ただ、この期間に現れる心身の症状は、実のところその他の時期をどう過ごすかによって、いくらかコントロールすることが可能だという。 ここでは、不調を感じた際にまず気をつけるべきポイントと、月経周期別におすすめの食事や運動について、専門家とともに解説する。 ※本記事は、Red UKの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。
食事で症状を緩和できる?
まず重要なのは、自分の月経周期を把握すること。栄養療法と食事トレーニングのサービスを提供するイギリスのセラピューティック・キッチン(Therapeutic Kitchen)の創業者で、栄養療法士でもあるジェーン・モストウフィさんは、月経周期をサポートするための方法について、私たちは考えすぎてしまう傾向があると話す。 「たいていは食事のバランスが取れていないときに、ホルモンと体内の糖分レベルが調節不全になります」 「その原因は、砂糖や加工食品、アルコールのとりすぎ、水分不足、睡眠不足、ストレス過多といったことです」 これらはすべて、身体的、心理的な健康に悪影響を及ぼし得るもの。そのため、月経周期のそれぞれの段階をサポートする食習慣について考える前に、まずはこれらに対処する必要があるとのこと。 そのほか、女性のセクシャルヘルスに関するさまざまな問題に取り組むスウェーデンのインティミーナ(Intimina)とパートナーシップを組むイギリスのホリスティック栄養士、プリシラ・ゴンザレスさんによると、重要なのは「体の調子に合わせていくこと」だという。 「ただ、流れに従っていくだけでいいのです。自分自身の体の声に耳を傾け、自分の周期を大切にしましょう」 「症状のコントロールに役立つような行動を重視してください。自然なリズムに伴う変化に合わせることができるようになれば、月経周期(による変化)も、全体として楽になっていくでしょう」