経団連会長が万博延期否定 震災復興と両方やるべき
日本国際博覧会協会の会長を務める十倉雅和経団連会長は9日の定例記者会見で、2025年大阪・関西万博について、能登半島地震に伴う開催延期を否定した。万博と震災復興の「両方ともやるべきだ」と述べた。 十倉氏は、万博開催と震災復興の「二項対立で考えるのはふさわしくない」と訴えた。 林芳正官房長官も9日の記者会見で、万博の延期や規模縮小の可能性を問われ「来年4月の開幕に向けて、関係者一体となって引き続き取り組んでいく」と述べ、予定通り準備を進める考えを示した。