「え、ヤバ。怖っ」意味を理解したほうが身のため…謎の標識について。
他にもまだある!変わった標識たち
ちなみに”!”マークの標識以外にも、道路上にはさまざまな変わった標識が存在します。たとえば、特定の地域/状況に応じて設置される”ラウンドアバウト”の標識が挙げられます。ラウンドアバウトは環状交差点とも呼ばれる交差点の一種で、中心の島の周囲を周回する方式のうち、一時停止/信号機がないといった特徴をもった交差点のことです。 ラウンドアバウトの標識は青地に白矢印ですが、似たデザインに”ロータリーあり”の標識があります。こちらは黄色地に黒矢印のデザインとなっており、どちらを指しているのか見間違えないように十分に注意することが求められます。 また、さまざまな動物の形をした”動物飛び出し注意”の標識は、鹿/熊などをはじめ猿/ウサギなどバリエーションの豊富さが特徴です。ヤンバルクイナやツシマヤマネコ、キツネなど地域ごとに動物に合わせたユニークな標識が採用されており、日本全国で約35種類の動物に対して160種類以上の標識があるといわれています。 そして鉄道の踏切付近に設置されている”踏切注意”の標識の中には、一般的な電車が描かれたものとは異なり、汽車が描かれたものもあります。これは標識が作成された年代には汽車が中心であったため、踏切を示す標識として汽車のデザインが使用されていると言われています。 これらたくさんの標識が、クルマの運転者/歩行者にとっての安全を守るための重要な情報源となっているのです。ドライバーは標識から適切な意味を汲み取るためにも、これらの標識について適切に理解し、安全運転を心掛けることが大切です。 道路標識は、私たちの安全を守るための重要な情報を提供しています。特に”!”マークの標識は、具体的な危険を示すことができない場所に設置されるため、見かけた際は十分な注意が必要です。 また日本国内には変わった標識も多く存在します。道路を安全に利用するためには、これらの標識の意味を正しく理解し、注意深く運転することが求められます。