株式投資を始めようと思います。最低資金はいくらあればよいですか?
つみたて投資枠はリスクが比較的低い
2024年1月から、新制度がスタートしたNISAについて説明します。2023年までの旧NISAは「つみたてNISA」と「一般NISA」があり、非課税保有期間はそれぞれ20年と5年でした。 2024年から新NISAに移行し、名称が「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に変更となりました。両者は併用することができ、また非課税保有期間が無期限となったのも大きな特徴です。 NISAは“元本割れ”をするリスクがまったくのゼロではありません。しかし投資期間を延ばしていくことによって、全体としての収益を上げることができるとされています。つまり、NISAは短期間での売却を想定しておらず、長期間の運用を前提とした制度であるといえます。
株式投資は余剰資金がベスト
株式投資には、基本的に余剰資金を用いるとよいでしょう。生活費や、不測の事態に備えての貯蓄まで株式投資に回してしまうと、生活が立ち行かなくなるかもしれません。株式投資は元本割れのリスクがあることは事実です。まずは生活費を洗い出し、余剰資金がいくらあるのかを算出することをおすすめします。
株式投資の選択肢は広がっている
株式投資を始めるにあたって、最低資金はいくら必要かをみてきました。かつては富裕層のみがするとされていた株式投資ですが、国の推進もあって中間層へと広がりを見せています。株式投資を希望する人にとってはよい時代を迎えたのかもしれません。この記事を参考にして、株式投資の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 出典 東京証券取引所 2023年度株式分布状況調査の調査結果について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部