シニア層のスマホの所持率は9割超、固定電話を持たない家庭が約半数に達する現状
「SNS」や「地図・乗換案内」をよく利用している
さらに、よく利用している機能の4位にランクインした「アプリ」について、「よく使うアプリの種類は何ですか?」と質問したところ、最も多かった回答は「SNS」の54.7%でした。次いで2位が「地図・乗換案内」の50.3%、3位が「健康管理・歩数計」の38.5%、4位が「ポイントカード」の21.7%、5位が「スマホ払い」の16.1%となっています。 「地図・乗換案内」や「健康管理・歩数計」などの実用的なアプリが上位にあがっていることから、スマホを日常的に活用しながら生活している様子がうかがえます。
よく利用するSNSでは「LINE」が67.8%でトップに
アプリの中で、シニア層に最も利用されていることがわかった「SNS」。そこで、「よく使うSNSを教えてください」と質問すると、「LINE」が67.8%で最多の割合を占めました。次いで、2位が「YouTube」の23.0%、3位が「Instagram」の3.7%、4位が「X(旧twitter)」の2.5%、5位が「TikTok」の1.2%という結果になりました。 「LINE」はシニア層の3人に2人が利用しており、コミュニケーション手段の主流として普及していることがわかります。また、2割以上が「YouTube」を利用していることから、シニア層も動画を利用する人が多くなってきている印象を受けます。
最も利用されているスマホ払いは「PayPay」
また、よく利用する機能で5位にランクインした「スマホ払い」について、「よく使うスマホ払いは何ですか?」と尋ねると、最も多かったのは「PayPay」の16.8%でした。続く2位には「楽天ペイ」と「au PAY」が3.7%で並び、4位が「ID」の2.5%、5位が「LINE Pay」の0.6%で、「その他のスマホ払い」という回答も見られました。 シニア層にダントツで利用されている「PayPay」ですが、中には「PayPay払い」をするためにスマホを購入したというコメントも寄せられています。キャッシュレス化が進む中、自ら進んで利用しているシニア世代も多いようです。
シニア層の8割はスマホの1日の利用時間が2時間以下
最後に、「一日にどのくらいスマホを見ていますか?」と質問。すると「ほとんど見ない」が7.5%、「0~30分」が28.6%、「1時間程度」が29.8%、「2時間程度」が15.5%という結果に。1時間程度までの利用で6割、2時間程度まで含めると8割を超えており、多くのシニアのスマホ利用時間は1日に2時間以下であることがわかりました。 一方で、「3時間程度」が9.9%、「5時間以上」が1.2%と、ヘビーユーザーとなっているシニア層も1割程度いるようです。どうやら、シニア世代にとってもスマホは生活に欠かすことのできないマストアイテムのようです。 出典元:【欲しかった暮らしラボ】
オトナライフ