サッカー・高円宮杯U―18プレミアリーグ・ファイナル、大津高が初優勝…「ようやく日本一を達成できた」
サッカー・高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ・ファイナル(15日・埼玉)――西地区優勝の大津高が東地区優勝の横浜Cユースを3―0で破り、初優勝を飾った。昨年に続いて高体連チームが頂点に立った。 【写真】全国高校サッカー選手権熊本県大会の決勝で、ドリブルで相手をかわす大津の山下景司選手
エース山下が後半2得点
大津高が公立校として初めてファイナルを制した。
立ち上がりは攻めきれずにいたが、セカンドボールを回収して徐々に主導権をつかむと、前半終了間際にMF畑のミドルシュートで先制。後半に入っても手を緩めず、終盤、西地区で20得点を挙げたエース・FW山下が2ゴールを奪い、「ファイナルでも得点を決める自信があった。1年間積み上げてきたものがつながった」と胸を張った。
大津高は全国高校総体、全国高校選手権を合わせて初のタイトルで、同高OBの山城監督は「ようやく日本一を達成できて幸せに思う」と喜びを語った。