ドイツ人学生が「とてもおいしかった!」 わざわざ報告してくれたご当地グルメとは
訪日外国人を魅了している日本の食文化。最近では、地方におけるインバウンド需要の高まりを受け、地域の特色が際立つ郷土料理にも注目が集まっています。旅行のため日本を訪れたドイツ人大学生にインタビューしたところ、あるローカルフードに興味津々だと教えてくれました。そして後日、感想をレポートしてくれたほど、おいしかったようです。いったい、どんな料理を食べたのでしょうか。 【写真】ドイツ人が「とてもおいしかった!」と気に入ったご当地グルメの写真 ◇ ◇ ◇
独特の食文化もあると…
ワーキングホリデー制度を利用して韓国に滞在している、ドイツ人大学生のジュリアンさんとサイモンさん。その休暇を利用して日本へ観光に来ました。東京や名古屋、大阪、京都、奈良を2週間でめぐる予定です。 ふたりは自動車関係の仕事に携わっているそうで、ジュリアンさんはトヨタ自動車の企業博物館「トヨタ会館」を訪れるのを楽しみにしていました。一方、サイモンさんは日本人にも人気の“名古屋飯”に興味があり、いろいろ調べてきたのだとか。 「名古屋には、ひつまぶしというウナギ料理など、独特の食文化があると聞きました。とくに気になるのは、みそカツ! ドイツには、“シュニッツェル”というトンカツに似た料理があり、ホワイトソースやレモンと一緒に食べます。そのため、みそとトンカツの相性はどうなのかとても楽しみです」
名古屋は東京より小さい街なんですね!
東京でインタビューに応えてくれたふたり。後日、名古屋を訪問した印象について、写真を添えて連絡をくれました。 まず、驚いたのが、街のコンパクトさ。サイモンさんは「名古屋は東京より小さい街なんですね! 世界企業のトヨタがあるから、もっと大きいと思っていました」と話します。 ただ、名古屋のご当地グルメには大満足だったようです。サイモンさんは「みそカツはとても、おいしかった!」と感想を報告してくれました。
一般的なトンカツやカツ丼も外国人観光客に人気ですが、濃厚なみそダレの味もジューシーなトンカツにぴったり。それぞれ甘辛さのタイプが違うものの、どの味わいも外国人の口に合うようです。 “名古屋めし”が気に入った様子のふたり。行く先々にあるご当地グルメも、ぜひ楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部