マスカラ“なんとなく”塗っていない? シャネル メイクアップアーティスト 直伝!「仕上がりに差がつく塗り方」
今さら人に聞けない…マスカラメイクQ&A
シャネル メイクアップアーティストの竹下真波さんが、マスカラメイクにまつわる疑問にお答え。自己流の塗り方から卒業して! Q:下まつ毛に塗ると、下まぶたについてしまいます。リカバリー法が知りたいです A:綿棒&ベースメイクアイテムでリセットしましょう 「涙袋がふっくらしている人はどうしても肌につきやすくなります。マスカラが肌についてしまったら、綿棒を指でつぶして平たくしたものにリキッドファンデーションかコンシーラーを含ませ、ついたところをぬぐうようにしましょう」(竹下さん) 「また、ベースメイク時にできることもあります。ファンデーションを塗った後、指か、何もついていないスポンジで、まぶたのキワを軽く押さえ、ベースメイクをフィットさせましょう。その後、フェイスパウダーを少量つければ、サラサラになり、マスカラが肌につきにくくなります。スキンケア時に油分が多すぎるクリームを使うのも、肌につきやすくなる原因になります」(竹下さん) Q:下まつ毛にもマスカラをしたいですが、毛があまりないのでつけにくいです。どうしたらいいでしょうか? A:いっそのことマスカラはつけず、他のメイクアイテムで楽しみましょう 「2、3本しか生えていないなど下まつげが少量の場合は、そこにマスカラをつけてもアンバランスに。下まぶたにカラーのアイラインを入れたり、パール入りのアイシャドウをのせてふっくらとした涙袋をつくったりすれば、ぱっちりとした印象の目になりますよ」(竹下さん)
マスカラメイクに使用したアイテム
ボリューム、ロング、カール、セパレートというまつ毛の理想を叶える機能をすべて搭載。弾力のあるブラシで、短いまつ毛もしっかりとすくい上げる。オイルの中に水の粒子を分散させた処方が高い耐水性を実現した、皮脂や涙にもくずれにくいウォータープルーフ。 メイクに使用したその他のアイテム(すべてシャネル) ・スティロ スルスィル ウォータープルーフ 808、814 各5,830円 ・レ キャトル オンブル 308 8,800円 ・ジュ コントゥラスト 69 7,920円 ・シャネル ルージュ ココ ボーム 914 5,390円 ●教えてくれたのは…… 竹下真波さん(写真左) 日本に3人しかいないシャネル メイクアップアーティスト。トレンドを取り入れながら女性の魅力を引き出すメイクアップを得意とする。社内のメイクスキル指導や、お客様へのメイクアップサービスを中心に活動している。 大森幸枝さん ヘア担当。f-me(ホーム)所属。ヘアサロンに勤務後、メイクアップアーティストのKUBOKI氏に師事、その後独立。モデルから放たれる雰囲気を生かしたヘアスタイリングを心がけている。 Instagram @sachie_ohmori 廣松叶子さん(写真右) CREAアンバサダー。 【取材協力】 シャネル 増本紀子(ますもと のりこ) 美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。
増本紀子(alto)