連勝でシャイニングスター賞進出決めた郡司浩平「苦し紛れの仕掛けでした(苦笑)」/オールスター競輪
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)」と「女子オールスター競輪(FII)」が15日、3日目を開催。6Rの一次予選2を制した郡司浩平(33歳・神奈川=99期)に話を聞いた。 主導権を握った小原佑太のスピードが思いのほかよく、中団からまくった郡司は届かないものとかと思われたが、渾身の伸びで直線を突き抜け、強引に白星をゲットした。「苦し紛れの仕掛けでした(苦笑)。最終ホームでワンテンポ早く行っておげばもっと良かった。纐纈君と合ってしまったので…」と、力づくの勝利だった。 2日目オリオン賞に続く連勝を飾り、4日目「シャイニングスター賞」進出が決まった。いずれも自力で動いての結果だけに状態面は問題無さそうに見えるが、本人の中ではまだまだ物足りなさを感じている。 「自力で2走して結果が出たことは次につながるしいいと思う。だけど、まだスキがありますね。自分が苦しくなる流れを自分で作ってしまっている。その辺りを修正できれば。まだ自分の思ったような動きではなかったし感覚を取り戻して(4日目以降に)つなげたい」と高いレベルで悩む。 それもこれも、地元GIを背負って立つ大看板としての責任感がそうさせる。「シャイニングスター賞」も魅せるだけではなく内容重視のレースで1着を追い求める。(netkeirin特派員)