雑草だらけの庭にならないために。予算がない家づくりでプロがしたこと
ただし、防草シートの耐久性は高くない
防草シートを敷いたことで、雑草対策や掃除の面では、ストレスが少ない庭になりました。しかし、問題も当然あります。それは、防草シートの耐久性の問題。 もともと新築から数年で庭のリフォームを予定していたので、2、3年程度のつなぎとして考えていました。 そのため、使用している防草シートも、本来であれば砂利の下に敷くような、安いタイプを敷いています。耐久性の低い安いタイプということもあり、よく歩く部分や自転車を置いている場所では、シートがボロボロになってしまっています。 庭に自転車を置くことを想定していなかったので、安い防草シートを使用したというのもありますが、想定以上に劣化してしまっています。
新築時に防草シートを敷いて思うことは…
実際に1年半使ってみると、期待したほど耐久性は高くありませんでした。しかし、庭に防草シートを敷くという選択は、間違っていなかったと思います。 やはり、子育て世帯や共働き世帯にとっては、庭を管理するのは非常に大変です。春先まで管理できていたわが家の家庭菜園も、6月以降はなかなか手入れをする時間が取れずに、写真のような状態となってしまっています。 筆者はリフォーム前提だったので、安い防草シートを敷きました。しかし、安い防草シートは紫外線に弱く、直射日光にさらされると数年でボロボロになることがわかりました。もし、リフォームを考えていない場合には、厚手で紫外線に強い商品を選ぶ方がよいでしょう。 新築の外構工事の際には、予算の問題や使い方が決まっていないからと、土のままにされがちな庭。ですが、やはり最低限の雑草対策は必要です。その選択肢として、防草シートは有効な方法といえます。
玉城夏海