鹿児島市が３年連続で達成している犬猫の殺処分ゼロ。 その一方、いまでも多くの犬や猫が保護されている現状があります。 新しい家族と新しい年を迎えてほしいと、鹿児島市は初めて今週末に休日臨時譲渡会を開催する予定です。 鹿児島市田上町にある動物愛護管理センター。 けがをした動物や、やむをえず飼えなくなった犬猫の収容・譲渡を行っています。 収容数は不妊去勢助成事業や愛護団体の協力などで、年々減少傾向にあり、２０２３年の収容数は犬７３匹、猫２７３匹と、１０年前と比べて約４分の１にとどまっています。 動物愛護管理センターでは平日に随時譲渡を受け付けていますが、なかには半年以上をこの場所で過ごす猫も。 そのためか、カメラにも興味津々、人なつこい性格です。 そんな中、１匹でも多く新しい家族に出会ってほしいと、今週末初めて休日臨時譲渡会が開かれることになりました。 鹿児島市生活福祉課　動物愛護管理係・安田信二さん 「新しい家族と新しい年を迎えてほしいという思いから、今回譲渡会を開催する」 登録手数料が必要な犬は対象外で、この日は猫の譲渡のみ受け付けます。 鹿児島市生活福祉課　動物愛護管理係・安田信二さん 「ペットとの生活を楽しんでほしいし、ペットの命が終えるまで、愛情と責任を持って適切に飼ってほしい」 休日臨時譲渡会は１２月２２日（日）の午前１０時から午後２時まで、鹿児島市動物愛護管理センターで開かれます。