戸郷は7回途中129球の熱投も力尽きる 7回に守備の乱れ&近本の勝ち越し弾で一挙3失点
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー阪神(10日、東京ドーム) 巨人は7回、一挙3点を奪われ逆転を許しました。 【画像】149球で完投勝利しホッとした笑顔を見せる巨人・戸郷翔征投手(画像:日テレジータス) 巨人は1-0と1点リードで迎えた7回、マウンドには先発・戸郷翔征投手が上がり続けます。 6回まで既に108球を投げながらも無失点投球を続けてきた戸郷投手。しかし、この回の先頭・ノイジー選手にフェンス直撃のツーベースヒットで出塁を許します。 そして続く梅野隆太郎選手との対戦。梅野選手が打ち返した打球は高く弾み戸郷投手の元へ。戸郷投手は捕球後、3塁へ素早く送球しますがわずかにそれセーフの判定。フィルダースチョイスとなり、ノーアウト1,3塁とピンチが拡大します。 さらに続く木浪聖也選手の打席。戸郷投手は一塁へけん制球を投じますが、ファースト・中田翔選手がベースに入っておらず捕球できず。けん制球がそれる間に三塁ランナーが生還し同点に追いつかれました。 その後、戸郷投手は後続を打ち取り2アウトとしますが、1番・近本光司選手にライトスタンドへ痛恨の2ランホームランを放たれ、2点の勝ち越しを許しました。 ここまで熱投を続けてきた戸郷投手でしたがここで降板。戸郷投手は悔しい表情でベンチへ下がっていきました。 この試合、戸郷投手は6回2/3を129球、6安打、7奪三振、2与四球、3失点の投球内容となりました。