大阪ブルテオン、ジェイテクトSTINGS愛知との首位攻防戦で連勝。SVリーグ 男子第11節の結果
結局、大阪Bは3セットを連取し、本拠地での連勝で2位との差を2ゲームに広げ、独走態勢への足がかりを作った。
年の瀬の天皇杯を制覇し、リーグ戦は4位での年越しとなったサントリーサンバーズ大阪は、ホームのエディオンアリーナ大阪で、東レアローズ静岡と対戦。
土曜開催のGAME1は、最初の2セットを連取したホームチームが主導権を握ると、東レ静岡は第3セットを奪って一矢報いるも、サントリーの勢いは止まらず、第4セット25-8と圧倒。セットカウント3-1でサントリーが勝利した。
中でも高橋藍(高ははしご高)と、ドミトリー ムセルスキーの両エースは、チーム全体の6割弱となる56得点と、圧巻の攻撃力を見せ、ホームの観衆を沸かせた。
GAME2では、山田大貴とアラン ソウザを中心に攻撃を組み立てた東レ静岡が、各セットで一進一退の攻防繰り広げるも、勝負どころでサントリーの総合力が上回り、この試合もホームチームがセットカウント3-1で勝利した。
3位で新年を迎えたウルフドッグス名古屋は、ホームにVC長野トライデンツを迎えると、GAME1では下位に沈むビジターチームを圧倒し、セットカウント3-0のストレート勝利と、2025年を幸先良い快勝でスタートする。
翌日のGAME2もほぼ同じ展開となり、ティネ ウルナウト、ニミル アブデルアジズ、そしてリヴァン ヌルムルキの3外国人選手を中心に攻撃を展開したホームチームがVC長野を一蹴。2試合連続でストレート勝利を収めたWD名古屋が、勝敗で並んだSTINGS愛知に代わり、ポイント差で2位に浮上した。
この他では、前節STINGS愛知に土をつけた広島サンダーズが、敵地にて日本製鉄堺ブレイザーズに連勝。次節のサントリー戦へ弾みをつけた。
【SVリーグ 男子第11節 試合結果】 ◆1月3日(金) ●ヴォレアス北海道 0-3 東京グレートベアーズ◯ ◆1月4日(土) ◯サントリーサンバーズ大阪 3-1 東レアローズ静岡● ●ヴォレアス北海道 2-3 東京グレートベアーズ◯ ◯大阪ブルテオン 3-1 ジェイテクトSTINGS愛知● ●日本製鉄堺ブレイザーズ 2-3 広島サンダーズ◯ ◯ウルフドッグス名古屋 3-0 VC長野トライデンツ● ◆1月5日(日) ◯サントリーサンバーズ大阪 3-1 東レアローズ静岡● ●日本製鉄堺ブレイザーズ 1-3 広島サンダーズ◯ ◯大阪ブルテオン 3-1 ジェイテクトSTINGS愛知● ◯ウルフドッグス名古屋 3-0 VC長野トライデンツ●
【SVリーグ 男子順位表】(第11節終了時点) 1位 大阪B 17勝3敗 2位 WD名古屋 16勝6敗 3位 STINGS愛知 16勝6敗 4位 サントリー 14勝6敗 5位 東京GB 14勝8敗 6位 広島TH 10勝12敗 7位 日鉄堺BZ 7勝13敗 8位 東レ静岡 5勝15敗 9位 VC長野 4勝16敗 10位 ヴォレアス 1勝19敗
J SPORTS 編集部