V.LEAGUE女子2019-20開幕会見 石井優希、黒後愛ら優勝目指し抱負
10月12日に開幕するバレーボールの「V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 2019-20」の開幕記者会見が30日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれ、女子全12チームの選手が集結。それぞれが優勝を目指し、今季への抱負を力強く語った。 【映像】昨季の覇者・久光製薬の石井優希主将、新鍋理沙選手、岩坂名奈選手に聞く
石井優希「新しいことに『超戦』していきたい」
29日まで大阪で行われていたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会の熱気が残る中、会見には同大会に出場していた日本代表選手も多数出席し、選手らの入場とともに会場は盛り上がりをみせた。 会見では選手一人ひとりが抱負を述べ、昨季、新生Vリーグ初代女王の座についた久光製薬スプリングスの石井優希選手は「今まで『超戦』してきたことに加え、さらにスピード感であったり新しいことに『超戦』していきたい」と意気込み。今季から主将となり、ときおり笑顔も見せながら「キャプテンマークにすごく重みを感じています」と語っていた。
黒後「勢いのあるプレーを試合で」、小幡「粘り強いバレーを」
女王・久光製薬を追いかけるのが、昨シーズン準優勝の東レアローズと3位のJTマーヴェラス。ワールドカップバレーにも出場した東レの黒後愛選手は「東レの高さとパワー、そして勢いのあるプレーを試合でしっかり出して今シーズンも頑張りたいと思います」と力強く述べた。 また、同じく日本代表であるJTの小幡真子主将は「覚悟を持って粘り強いバレーを展開できればと思います」と決意を語った。
今季は五輪を控え10月12日から1月26日(決勝)までの開催
今シーズンは東京オリンピックを控えた特別スケジュールとなり、10月12日から1月26日(決勝)までの間で開催される。 12チームを6チームずつのカンファレンス(プレミア・スター)に分け、それぞれ3回戦総当たりのレギュラーラウンドと1回戦総当たりの交流戦を行う。それぞれのカンファレンスの上位4チーム(8チーム)を2グループに分け、ファイナル8を戦い、それぞれ上位2チームがセミファイナルへ。その勝者がファイナルに進出し、優勝を争う。