【動画解説】台風17・18号発生へ 動向に注意 来週は沖縄を中心に影響か
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日本の南にある熱帯低気圧が、それぞれ台風17号、18号に変わる見込みです。沖縄の南にある熱帯低気圧は発達しながらゆっくりと北上に転じ、来週にかけて沖縄地方に近づく可能性があります。今後の情報に注意が必要です。
27日(金)午後2時現在、沖縄の南とマリアナ諸島付近に熱帯低気圧が発生しています。このうち、マリアナ諸島付近の熱帯低気圧は北上し、29日(日)から30日(月)にかけて小笠原近海に進む見込みです。その後も北上を続けますが、本州付近に接近・上陸する可能性は低いでしょう。 (追記:27日午後3時、マリアナ諸島で台風17号が発生しました)
一方、沖縄の南にある熱帯低気圧は、いったん南下したのち北上に転じ、10月2日(水)頃には強い勢力で先島諸島付近に近づく見込みです。暴風域を伴い、風が強まり大荒れの天気になるかもしれません。
特に影響が出そうなのが、2日(水)から3日(木)にかけてです。沖縄だけでなく、暖かく湿った空気の影響で、九州でも雨が強まる可能性があります。また、台風が沖縄から離れた後、東シナ海に進むのか、九州や本州方面に進むのかは、まだ定まっていません。今後も最新の情報を確認するようにしてください。(気象予報士・石上沙織)