結婚を約束した彼氏に200万円以上の借金があると分かりました。高級時計の購入やギャンブルによるものらしいですが、結婚はやめたほうがいいですか?
結婚前に経済状況を共有しよう
結婚する前には、借金だけでなくお互いの預金や財産についても共有しておくことが大切です。自身が保有する預金や財産をパートナーに隠していたことが発覚すると、相手からの信用を失うことになります。 また、結婚後に得た預金や財産についても、共有・固有どちらの財産とするのか、共有の場合にはどのように管理するのかを相談しておきましょう。 結婚前からお金の話はしにくいと感じるかもしれません。しかし、話しにくいことでも事前にしっかりと話し合っておくことで、結婚後に何か問題が起こったときにお互いに話しやすくなるといったメリットもあります。
結婚後の家計について話し合うことも重要
預金や財産についての共有とともに、結婚後の家計についても話し合っておきましょう。 結婚後の収入の管理や共有口座の作成などについて確認しておくことで、生活に必要な大きな出費や予想外の出費が発生した場合にも、スムーズに対処しやすくなります。 また、浪費癖のあるパートナーだった場合でも、「結婚後は自分が管理する」と結婚前に決めておけば、パートナーの浪費をコントロールして金銭トラブルを防ぐことが可能です。
借金は結婚前にしっかりと清算しておきましょう
どちらかに借金がある状態での結婚は、金銭トラブルの発生だけでなく、お互いの関係悪化への発展も多くみられます。 借金は、結婚前にしっかりと清算しておくことが重要です。どうしても借金を残したまま結婚する場合には、結婚後の生活についてパートナーと話し合い、早期返済を目指しましょう。 出典 裁判所 司法統計 家事 令和2年度 第19表 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部