愛知県知事選「引き続き候補擁立を検討」名古屋・河村市長会見12月19日(全文3完)
今の大村県政の課題、問題点は
記者:いいですか。市長、今、「トリエンナーレ」の話出ましたけど、大村さんの知事の体制も長くなってますけど、それ以外に大村知事の県政について、ここは問いたいとか、選挙というのは政策をやりとりする場であると思うんですれども、今の大村県政について課題、問題点というのは、どういうふうに捉えられてるでしょうか。 河村:一番最初から県民税10%減税だったんですけど、あれ、私と一緒に戦ったときは。あれはどこへいったのかと。県民税10%減税は。名古屋も10%だったですけど、散々、だから議会に一遍否決されましたので、リコールまでして、議会を、解散までして、結局、過半数取れないから、現実に、10%減税できずに5%減税で。しかも実際にできないもんで議会が承認しないってなりましたけど、県の場合は10%減税ですけど、あれどうなったんですかね。 わしは言ったんですよ。ご本人に裏取ってもらってもええけど。いや、公約は守らないかんいうて、ちゃんといって。なら、できんせん言うもんだで、できんせんっていったって、それはしょうがないことで、まず提案して否決されりゃええじゃないかと、それはと言いましたけど。わしはそういうふうでにゃあんだとか言ってましたけどね。あんまり言うと感じ悪いけど。 だってリコールまでやったんですよ、名古屋は。どんだけ手間暇いうか、エネルギーが要ったことやら。政令都市初めてのリコール。でしょう。だけどそれは約束をしたことだから守らないかんのですよ。だで提案して可決されればええけど、可決はそう簡単にされませんわ、減税っちゅうのは。政治の中で一番難しいのは、ちょっと安全保障を除くと、やっぱり減税じゃないですか。なぜかと。役人が反対するからですよ。それから議会も反対するからですよ。自分の給料が減る可能性があるから。一番難しいですよ。 だけどそれをやりにいっていくということで名古屋は現にやりまして。河村さん市長になって、その財源つくるために、だから4億? 4億円受け取らずに、今まで、市民に戻して、給料800万と退職金の返上で戻して。それから市民の皆さんには1200億円減税して戻させていただきました。ところが1200億、それじゃ税収が減ったかいうと、税収は3200億増えたわけですよ。大阪と競っておりますけど、その分で、伸びで。だけど名古屋は1200億減税があるからね。