「良いプレーだろうが悪いプレーだろうが関係なく…」王者ペルージャに移籍した石川祐希が新天地にかける熱い想いを激白「やるべきことをやるしかない」
リーグ次戦は優勝争いのライバルと敵地で直接対決
兼ねてから抱える腰痛。負担がなかったはずはなく、疲れがあったのでは? と問うと、「(原因は)疲労だったと思います。ウエイト中にやってしまって…」と回答。練習は制限を設けながら続けていたことを知り、現状を尋ねると、「(この試合の)2日前からフルでやっています」と明かし、朗報に胸をなでおろした。思わず「よかった!」と漏らすと、笑顔でうなずいてくれた。 インタビューする筆者の表情が心配から安堵へ変わるのを近くで見ていたチームドクターのロベルト・サバティーニ医師が声をかけてくれ、「ユウキのことが心配なんだよね。しっかりケアしているから任せて! 安心していいよ」と順調な回復に太鼓判。完全復帰は近づいているようだ。 次戦は、スクデット(優勝)争いの筆頭候補トレンティーノと敵地で直接対決。11月からは欧州王者を決めるチャンピオンズリーグが幕を開ける。 本格化するシーズンへ向けて、「まずは、コンディションをしっかり上げていければと思っています。今日のような出場パターンが増えると思うので、出た時にしっかりやって、たくさん起用されるようにしたいです」とコメント。 「やるべきことをしっかりやるしかないので、良いプレーだろうが悪いプレーだろうが関係なく、コートに入ったら自分のパフォーマンスをしっかりと出し切りたいと思います」と力強く締めくくった。 いくつもの王座を狙うペルージャにとって、過密日程へ突入するこれからこそ “ユウキ・イシカワ”の存在が不可欠なはず。コートを縦横無尽に舞うその姿を楽しみに復帰を待ちたい。 取材・文●佳子S.バディアーリ
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