ついにiPhoneでAI画像生成ができるように!iOS 18.2と「Apple Intelligence」の進化
ChatGPTと会話する
iOS 18.2へアップデートしてApple Intelligenceが使えるようになっていれば、すでにChatGPTとの統合も完了しています。 Siriに少し複雑な質問をしてみましょう。たとえば、「パリへの3日間の旅行を計画して」と言うと、Siriは「その依頼をChatGPTに代わってもらってもいいでしょうか?」と聞いてくるかもしれません。 「Use ChatGPT」をタップすると、数秒のうちに、いつもSiriのポップアップが表示される場所に、ChatGPTからの長い回答が表示されます。 スクロールして回答を読んだら、Siriに追加質問することも可能。右上にあるコピーボタンをタップすれば、回答をコピーできます。 記事執筆時点では、ChatGPTはテキストでしか答えられず、画像を使った回答は得られません。 また、画面に表示されている内容に基づいてアクションを実行、複数のアプリを連携して作業する、というようなSiriの機能は、来年早々にリリースされることになっています。 設定で選択できるオプションはいくつかあります。設定アプリから、「Apple Intelligence&Siri」 >「ChatGPT」に移動し、ChatGPTを利用するかどうか確認するためのポップアップ表示を無効に設定できます。 これにより、自分では処理できない質問があったとき、Siriはユーザーの許可をスキップしてChatGPTに尋ねるようになるほか、「ChatGPTに聞いて」で質問すれば、サードパーティーのAIをすぐに使用できます。このとき、ChatGPTからの応答と判別できるようにマークが付いています。 また、ChatGPTのアカウントにログインしておけば、リクエストの記録を残しておいて、あとでもっと強力なモデルで処理し直すこともできます。 ただし、この場合はOpenAIのプライバシー・ポリシーに従うことになります。また、この設定画面でChatGPTに関する機能をすべて無効にも設定できます。