【卓球】張本智和に中国が警戒感「存在感を持っている」パリ金・樊振東のWTTツアー撤退に
卓球男子のエース・張本智和(智和企画)に対し、絶対王者の中国が警戒感を強めている。 パリ五輪の男子シングルス準々決勝で張本が惜しくも敗れた金メダリストの樊振東(中国)は、昨年末にWTT(ワールドテーブルテニス)ツアーからの脱退を表明。現状のルールに異議を唱えており、海外のトップ選手からは同情の声が上がっていた。 そんな中で中国メディア「新浪体育」は「樊振東の辞退は張本智和など一部の選手に希望を与える。特に張本を怖がらせた男がWTTツアーから撤退したということだ。これは張本が今後、樊振東と再び対戦することはないことを意味する」と報じ「アジア選手権では張本が男子シングルスで金メダルを獲得した。これは日本の同種目で50年ぶりの金メダルであり、中国卓球代表チームに強さを示す存在感を持っている」との見方を示した。 パリ五輪後には「特にリードした時のゲーム、その試合を勝ち切る、取り切るために、タイムアウトもそうだし、最後の1球をどう取るかを意識している」と語っていた張本。進化を続ける日本のエースには、中国も焦りを感じているようだ。
東スポWEB