超こだわり! 7人乗り新型SUV「CX-80」で見えたマツダの生きる道とは?
■“こだわり”がマツダの生きる道になる 価格は、マツダの頂点に位置づけられるだけあって、それなりの設定だ。 3.3リッターSKYACTIV-D 3.3のXDが394万3500円~、e-SKYACTIV D 3.3なるマイルドハイブリッドディーゼルのXD HYBRIDは582万4500円~、それにe-SKYACTIV プラグインハイブリッドのPHEVが639万1000円~というぐあい。 しかし、たとえばホンダ「ヴェゼル」でもハイブリッドの上級グレードは350万円を超えるし、トヨタ「ハリアー」のプラグインハイブリッドは620万円だ。安くはないけれど、競争力はある。これもマツダの自信のあらわれだろう。
「ラージ商品群」の展開は、まだ始まったばかり。また、「ラージ」があるのだから、他のサイズの展開もあるのだろう。35周年を迎えた「ロードスター」も含め、“こだわり”を突き詰めたクルマづくりこそ、マツダの生きる道になるはずだ。 【写真】もう一度、見てみたい「CX-80」こだわりのディテール(59枚)
小川 フミオ :モータージャーナリスト