【ロッテ】FA加入の石川柊太、決め手は「現場とフロントの一体感」背番号は吉井監督の「21」
ソフトバンクから国内FA権を行使し、ロッテに入団する石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンで入団会見に臨んだ。背番号は今季まで吉井理人監督(59)が背負った「21」。吉井監督は来季から背番号「81」となる。 【写真】入団会見であいさつするロッテ石川柊太 新たなスタートとなる本拠地で「吉井さんの熱意、期待に応えられるように頑張りたいと思います」と語った。ロッテ入団の決め手については「吉井さんの『FAを取るのをわかってた上で見ていた』という言葉が自分の中で響きましたし、現場とフロントの一体感が一緒になって伝わったっていうのが大きかった」と話した。 自身の背番号を譲った吉井監督は「去年の時点でFAになるのは知ってて、そのときから来てほしいと思っていた。大活躍を期待しています」と話した。 石川柊の争奪戦には、宣言残留を認めるソフトバンクに加え、巨人、オリックス、ヤクルトが獲得に乗り出していたが、ロッテが5球団の争奪戦を制した。先発陣は佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムで海外挑戦、左腕メルセデスとカイケルが自由契約で去就が不透明。石川の先発ローテーションは確実視されている。 石川柊は今季15試合に登板し、7勝2敗で防御率2・56。新型コロナの影響で120試合の短縮シーズンとなった20年には、リーグ最多タイの11勝、勝率7割8分6厘でリーグ最多勝率のタイトルを獲得した。