名古屋市・河村市長が定例会見2月22日(全文1)ワクチンチームを11名から128名に増強
3月は自殺対策強化月間
補助対象経費は142億1500万円であり、愛知県、名古屋市合わせて、制度上最大20億円の補助金を交付する予定となっております。新型コロナウイルス感染症が拡大している状況でありますが、本市に投資していただきまして、名古屋の魅力向上に寄与していただけるのは大変ありがたいということで、Thank you very muchということでございます。引き続き愛知県と連携しまして、高級ホテルの誘致を進めてまいります。 次は、自殺対策強化月間における取り組みについてご報告します。自殺対策を総合的に推進して、自殺の防止を図るため、自殺対策基本法において、3月は自殺対策強化月間と定められております。名古屋市は自殺対策強化月間に合わせて、関係機関と連携してさまざまな取り組みを実施します。主な取り組みとして、心の健康について考えるためのイベントをオンラインにて開催するほか、プロ・バスケットボール・チームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズのご協力を得て、公式試合が開催される会場において、さまざまなPRを実施します。その他、関係機関にご協力いただき、ポスターの掲示、啓発物の配架等による広報パネル展やセミナーを行います。 市民の皆さまには、悩みを抱えたときには1人で悩まず、家庭や友人、職場の仲間など、信頼できる周りの人や市の相談窓口にご相談いただきたいと思います。本日お配りしている『こころの絆創膏』に相談窓口の一部が掲載されております。また、皆さまの前でいつもと違う、様子が違うという方がいらっしゃいましたら、心配しているよという気持ちをぜひ伝えていただき、必要に応じて市の相談窓口に伝えていただきたいと思います。
昨日までの1週間で新規患者が合計152名
なお、愛知いのちの電話協会では、電話相談員を募集しております。いのちの電話は自殺予防を目的として活動していますが、活動される方が減少しております。相談員は専門家の方ではなく、一般の市民の方が一定の研修を受講した上で、ボランティアとしての電話相談を受けています。ぜひ、ご協力いただける方は、愛知いのちの電話協会のホームページをご覧いただくか、電話でお問い合わせください。 私からしますと、この間NHKでやっていましたけど、女性のやっぱり自殺が増えているということ。それからやっぱり子供さんですね。これ、なかなか数字が表へ出しにくいとこがあるんですけど、1人の子供も死なせない名古屋と言っておりますけど、実態は大変苦労しております、これは。ということでございますので、そこのところに対して学校の在り方いうのも、先生の在り方いうのも根本的に変えないかんのじゃないかと、子供さんにとって学校が楽しいと思ってもらえる学校に変えてかないかん。そのためには先生が変わらないかんもんで、調整はしておりますけど、大変厳しい挑戦ですけど、スクールカウンセラー、常勤はもう150超えて、いろいろ入れますと200名近いんですけど、それはそれで重要だけど、それだけではまだ対策に至ってないと。エデュケーションの本質的なものを変える、子供さんが楽しい学校ということにせないかんのじゃないかということを一番、一番と言っちゃなんですけど、いろんな自殺対策の中で非常にシリアスっていうと、シリアスというか、真剣に考えております。 次に、新型コロナウイルス感染症に関する現状および本市の対策についてご報告いたします。まず市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、2月15日月曜日から昨日までの1週間で新規患者が合計152名、発生いたしました。また、先週新たに7名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。 また、昨日発表時点では名古屋市民の入院者数は152名となっておりまして、その内訳の入院先は市内の医療機関139名、市外の医療機関13名でございます。なお健康観察の対象となっている方は、先週の690名から減少しまして、現在470名となっておりまして、引き続き保健センターにおきまして丁寧に健康状態の確認など、フォローアップを行っております。