メルセデス・ベンツの新型Eクラスにクロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC オールテレイン」が追加された
●新世代MBUXでは、ディスプレイ上の主要なアイコンの表示方法が変更され、フラットなデザインで、よりシンプルに表示 サードパーティ製のアプリケーションのインストールを可能にするオペレーティングシステムを開発。ドライバーが車載のセルフィー&ビデオカメラを使えば、「Webex」や「Zoom」でビデオ会議をすることができる。 ●MBUXとの組み合わせで使用する「ルーティン」 新型Eクラスは、顧客が活用できる標準ルーティンのテンプレートを用意。また、自分でルーティンを作成することも可能。 ●MBUX エンターテインメントパッケージプラス を標準装備。
パワートレイン
2.0リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を搭載し、エンジン単体で197PS(145kW)、440N・mを発揮する。エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターのISGによって、短時間、最大で23PS(17kW)、205N・mのブーストが可能。従って、高トルク・省燃費が売りのクリーンディーゼルエンジンに電気による緻密なサポートが組み合わされてスムーズな加速感と燃費の低減に貢献している。トランスミッションは「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を採用。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。
AIRMATIC サスペンション
連続可変ダンピングシステムADS+とエアサスペンションを組み合わせたAIRMATIC を標準装備し、走行時に高い快適性を提供する。AIRMATICによるセルフレベリング機構は、乗員や荷物の重さに関係なく地上高を一定に保つが、必要に応じて変化もさせる。
トランスペアレントボンネット
E 220 d オールテレインでは、360°カメラシステムを使い「トランスペアレントボンネット」機能が使用できる。センターディスプレイに車両のフロント部分下方の路面の映像(フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す機能で、進路上にある大きな石や深い窪みなどの障害を素早く確認できる。 ステーションワゴンの機能性にSUVの機動性をプラスした“いいとこどり”クロスオーバーは広く受け入れられそうだ。
アウトビルトジャパン