記者会見する今季賞金ランク1位の平田憲聖

日本開催の唯一の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」は24日から4日間、千葉・アコーディア習志野CC（7079ヤード、パー70）で行われる。今季国内4勝で賞金ランク1位の平田憲聖（23）＝ELECOM＝が23日、記者会見し、「シーズンが始まった時からこの大会に出ることが目標だった。（賞金ランク）１位で迎えられたことは、すごくうれしい」と語った。 初出場だった昨年大会は最終日に66をマークするなどして6位。トップ10に入ったことで、2週後の米ツアー出場権も手にした。「小さいころからテレビで見ていた」と語る憧れの舞台での好成績は１年が経った今でもいい記憶が残り、「コース自体はすごく雰囲気も好きですし、いいイメージはある。相性もいいのかなと思う」とうなずいた。今大会は国内ツアーの賞金加算こそないものの、2週後の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の終了時点での賞金ランク1位には米下部ツアー最終予選会（12月、米フロリダ州）の出場資格が付与される。上位5位までにはレギュラーツアーの資格も得るチャンスがあるだけに、「チャレンジしたい」と前向きな姿勢を示した。 予選ラウンドは、マックス・ホーマ（33）＝米国、任成宰（26）＝韓国＝とのプレー。「やっぱり上位で戦いたい。去年もここから次の試合に進めたので、権利を獲得出来る順位で終われたら最高。優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。