「はんぱねぇ!」 ニアピン大会で松山英樹もうならせるナイスショットを放ったキャディとは?
米国男子ツアー日本版が公式インスタグラムを更新。観客を入れた「ZOZOチャンピオンシップ」の練習ラウンド。16番パー3で行われたキャディたちによるニアピンコンテストの様子を動画で公開した。 明日開幕! ZOZOチャンピオンシップ リラックスした松山英樹の錬ラン【米国男子ツアー日本版の公式Instagramより】 動画に登場したのは松山英樹の専属キャディの早藤将太氏と、久常涼のバッグを担ぐ田淵大賀氏の2人。 早藤氏は「ちゃんとしたクラブを使ったらシャンクしそう」と弱気な言葉を口にしながらクラブを選択。慎重にティアップをして打ったのだが、フォロースルーで右手を離すと思わず大笑い。後ろで見つめていた松山も大きな口を開けて笑いだしてしまった。ボールの行方は動画ではわからないが、早藤氏は「一番面白くないやん、これ」とガッカリしていた。 田淵氏は打つ前に「右、気を付けといてください」とギャラリーに呼び掛ける余裕も見せていた。そしてこちらはナイスショット。松山も「お~っ! 近いんじゃない、これ」。最後は「はんぱねぇ!」と感心。ティーイングエリアにいた丸山茂樹やギャラリーからも大きな拍手が送られていた。 松山と田淵氏といえば、こんなエピソードがある。パリ五輪の後に滞在していたロンドンで、松山の財布、早藤氏と黒宮幹仁コーチのパスポートが盗難被害に。そのためパスポート失った2人は一時帰国。松山の次戦「フェデックス・セントジュード選手権」では、田淵氏が急きょ松山のキャディを務めることになった。そして、この急造タッグで臨んだ大会で松山は見事に優勝、ツアー通算10勝目を飾ったのだった。 この日も久常と練習ラウンドに臨んだ松山。打ち解けた雰囲気の中、第3回大会のチャンピオンとして、今大会2勝目を目指す気持ちを高めていた。