〝アウェーの洗礼〟豪雨に負けず屋根なし激狭席で熱烈応援のサポーターに注目集まる「この光景に鳥肌が立つ」「田んぼピッチ久しぶりに見たなあ」
◆明治安田J3第18節 ツエーゲン金沢1―1ギラヴァンツ北九州(24日、金沢ゴーゴーカレースタジアム) 激しい雨の中行われた一戦は、厳しいピッチ条件となりSNSでは「田んぼピッチ久しぶりに見たなあ」などのツッコミが入った。 ■「この光景に鳥肌が立つ」豪雨、激狭アウェー席に負けず熱烈応援【動画】 スタジアムのある金沢市には洪水警報が出される悪天候の中、ピッチのあちこちに水たまりができる状況で試合がスタート。前半19分、左サイドから金沢のマリソンがゴール前に浮き球のパスを入れると、梶浦勇輝がボールを受け水しぶきを上げながらドリブル突破。2人を交わし、ゴールキーパも振り切ると、ブロックに入った相手選手をものともせずシュートをゴールに突き刺した。 対する北九州は後半15分、ゴール前でスローインを永井龍がゴール中央までドリブルで運ぶと、坂本翔にパス。坂本は狙い澄ましたミドルシュートをゴール左隅にたたき込み同点に追いついた。 SNS上では「田んぼピッチ久しぶりに見たなあ」「浮き球、ダイレクトPLAYが重要よね」「水捌け悪すぎ」「しかしすごい雨やな」などの声が上がっている。 スタジアムの構造上、アウェーゴール裏は唯一屋根が無く、立ち見席は幅数㍍の悪条件。横殴りの雨を受けながらカッパを着用で声援を送るサポーターの様子を北九州のクラブ公式X(旧ツイッター)が紹介すると、サポーターからは「やっぱり金沢のスタジアムアウェーに優しくない」「雨の中お疲れ様でした」「この光景に鳥肌が立つ」などの声が寄せられている。
西日本新聞社