沖縄アリーナ初凱旋となる名古屋Dの今村佳太「人間としてもプレーヤーとしても成長させててもらった場所なので、恩返ししたい」
「勝利に直結するプレーができなければ移籍してきた意味がない」
試合後、今村はチームにおける自分の存在意義をこう話した。「自分が復帰したら、勝たなければ意味がないと思っていました。勝利に直結するプレーができなければ移籍してきた意味がない。そういうプレッシャーを自分でかけながらやっています」 序盤戦では不安が残ったチームディフェンスも、この試合では機能し始めていた。今村はチームがケミストリーを高めるために良いバイウィークを過ごしていたと明かした。 「ザイラン(チータム)は日本で初めてプレーしますし、ルーク(メイ)も昨シーズン日本でプレーしましたが、まだまだ日本の文化が新鮮な状況です。(中東)泰斗さんが企画してくれて、彼らが好きなものをチョイスしてご飯を食べに行きました。オフコートで色々話せたのはすごく大きなことだったと思います。オンコートでギクシャクしていたコミュニケーションをもっとフラットにしていこう、というようなことを確認できました」 名古屋Dは、京都戦から中2日で行われた天皇杯の3次ラウンドでアルバルク東京と対戦した。惜しくも58-60で敗退となったが、今村はいずれもチームハイとなる28分58秒の出場で17得点を挙げ、最後までチームを牽引。チームが上位相手に十分に戦えることを証明した。 怒涛のスケジュールでシーズンは進んでいく。今週末はアウェーで琉球ゴールデンキングスとの対戦が待っている。今村にとってはかつてのホームアリーナである沖縄アリーナへの初凱旋だ。琉球での今村の功績は言わずもがな大きい。3シーズン続けてファイナルの舞台に立ち、うち1度のチャンピオン獲得は今村の力なしでは叶わなかっただろう。 琉球戦への思いを聞かれた今村の顔には一切の気負いはなかった。「率直にめちゃくちゃ楽しみです。4年間在籍させてもらい、人間としてもプレーヤーとしても成長させててもらった場所なので、恩返ししたいという気持ちがあります。良い準備をして臨んでいきます」
ズッボン
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