ADHDのフリーランスが実践する、お金の管理方法。iDeCo、NISAを始めて実感したことは…
◆お金に関するストレスをフリーにする (3)現金は使わず、家計簿アプリで自動記帳を 現金を使うことで、一番面倒になるのが収支管理です。現金で支払った場合、レシートを1枚1枚見ながら記録をつけなければいけませんが、クレジットカードやネット決済なら、オンラインで自動記帳することができます。 「この日は何にお金を使ったんだっけ?」というのが、労力いらずで一瞬で確認できる。これをミラクルと呼ばずに何と呼ぼうか。 一番ありがたいのが、クレジットカードの支払日と金額がわかること。 クレジットカード各社も事前にメールや手紙で教えてはくれますが、まぁそんなものをいちいちチェックする余裕はないので、一括管理できるのはありがたいです。 会計ソフトとも連携しておけば、確定申告も楽々なので、お金に関するあらゆるストレスがフリーになります。個人的に、ここへの投資は惜しむ理由がないと思ってます。
◆積み立て運用のメリット (4)ほったらかしの積み立て投資で節税する 以前、投資家の方に取材させていただいたときに、「とりあえず積み立てておけばいいんじゃない?」と軽いノリで言われたことをきっかけに、数年前から「iDeCo」と「NISA」をしています。 初心者はチャートを見ず、どんな状況でも分散投資しながらコツコツと積み立てて、最終的に「増えてる!」となればいい……とのことだったので、それに習って積み立てています。 今のところ、何もせずにほったらかしていますが、着実に増えているのでラッキー。それに、個人的には「節税できる」というのがすごく魅力的です。 10万円を口座に入れておいても何も起きないけれど、投資をしていれば節税になる。だったら投資のほうがいいんじゃないかと思ってやっています。 iDeCoに関しては、「60歳にならないと受け取れない」というデメリットがありますが、現在の医学の進歩や自分の健康状態を見る限り、「これは60歳まで確実に生きるだろうな」と思ったのでやっています。こちらも節税になるのでオススメです。 ズボラだけど将来のために何かはしておきたいという方は、ぜひこの「積み立て運用」を検討してみてください。 ※本稿は、『ADHD会社員、フリーランスになる。 自分らしく生きるためのお仕事ハック』(清流出版)の一部を再編集したものです。
いしかわゆき
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