阿部監督に“アピール失敗”…巨人、1軍でチャンスを掴めなかった選手(6)即戦力ドラフトで“話題”も…?
プロ野球の世界では、一軍への生き残りをかけて激しい競争が繰り広げられている。ファームでは好成績を残していても、上で目立った活躍ができなければ、二軍再降格が命じられることとなる。ここでは、今季一軍での出場機会を得るも、チャンスを掴めなかった読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月22日時点)
又木鉄平
・投打:左投左打 ・身長/体重:182cm/92kg ・生年月日:1999年2月12日 ・経歴:日川高 - 東京情報大 - 日本生命 ・ドラフト:2023年ドラフト5位 即戦力ルーキーとして活躍が期待された又木鉄平。プロ1年目はまずまずの滑り出しを見せていたが、チャンスを活かせず一軍定着には至っていない。 日本生命から2023年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団。開幕一軍入りこそ逃したが、ファームでアピールを続け、6月1日の西武戦でプロ初登板初先発のチャンスを掴んだ。 同戦では6回2安打無失点の好投を披露。同23日には先発予定投手の登板回避により、急きょ先発マウンドに上がるなど、チームの窮地を救った。 その後は一軍マウンドから遠ざかったが、8月9日の中日戦で久しぶりの一軍先発。ところが、1回5失点でKOと厳しい結果に終わり、再び二軍降格が命じられた。 一軍では3試合登板で0勝1敗、防御率6.10だが、二軍では19試合の登板で4勝3敗、防御率2.25の好成績を残している。 悔しい経験を糧とし、来季以降にも繋げていきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部