男子テニス BIG3が22年ぶり四大大会無冠、ジョコビッチが全米OP3回戦で敗れる<テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間31日(現地30日)、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第28シードのA・ポピリン(オーストラリア)に4-6, 4-6, 6-2, 4-6で敗れ3回戦敗退となった。これにより今季はBIG3と呼ばれるテニス界を牽引してきたR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、ジョコビッチの3選手が2002年以来22年ぶりに四大大会で無冠となった。 【動画】大波乱、昨年王者ジョコビッチ 3回戦敗退となった瞬間 37歳で世界ランク2位のジョコビッチは昨年の同大会を制覇。2年連続5度目の優勝と四大大会25度目のタイトル獲得を狙った今大会では1回戦で同138位のR・アルボット(モルドバ)を下し初戦突破を果たすと、2回戦は同109位のL・ジェレ(セルビア)の途中棄権により3回戦に駒を進めた。 迎えたこの日の3回戦、14本のダブルフォルトを犯すなどサービスゲームが安定しないジョコビッチは第1・第2セットで1度ずつブレークを許しセットカウント0-2と後がなくなる。 第3セットでも1度のブレークを奪われたものの、リターンゲームで3度のブレークを果たしセットカウント1-2とする。しかし、第4セットでは2度のブレークを許し3時間19分で力尽きた。 ジョコビッチが同大会の3回戦で敗れるのは2006年以来18年ぶり。当時は3回戦でL・ヒューイット(オーストラリア)に3-6, 1-6, 2-6のストレートで敗れている。 また、これにより今季は2000年代のテニス界を牽引してきたBIG3と呼ばれるフェデラー(2022年に引退)、ナダル、ジョコビッチの3選手が2002年以来22年ぶりに四大大会で無冠となった。 今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では23歳のJ・シナー(イタリア)が、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では21歳のC・アルカラス(スペイン)が優勝を飾ってる。
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