初心者が運動を無理なくはじめるための7つの方法
運動の習慣を身につけるには、勢いをつけるのも1つの方法です。一度何かしらの運動をはじめることで、ほかのことも簡単にはじめられた、ということがあるからです。 ただ、まったくの初心者の場合、「ほかの人がやっていることが自分にはできない」と思うこともあるでしょう。でも、そんなことはありません。どんな人でも、はじまりがあるのです。 運動経験が豊富な人も初心者と同じような問題を抱えており、誰もが「今の自分よりも前に進みたい」と思っています。たとえば、他人から見ると信じられないくらい速く走る人も、「もっと速く走りたい」と落ち込んでいることもあるのです。 つまり、どんな人でも一度運動をはじめてしまえば、あとは自分にできることをやるだけといえます。たとえまったく走れなくても、歩くことからはじめればいいのです。 今回は、運動のはじめ方をいくつか提案します。
スクワットができない場合
簡単なトレーニングプログラムとして、負荷をかけないスクワットをすすめる場合が多いです。しかし、それすらできない場合は、以下のどれか1つを試してみてください。 イスに座り、背筋を伸ばす。 背中で壁にもたれたまま、中腰になるまで下にスライドする(壁スクワットとも呼ばれます)。 カウンターやイスの背もたれを持ったまま、スクワットをする。 どれをやるにしても、自分のできる範囲でスクワットするだけで大丈夫。太ももと床が並行になっていなくてもいいのです。何度もやっているうちに、徐々に低くできるようになります。
腕立て伏せができない場合
初心者向けの簡単な運動としてよくあるもう1つの動きが、腕立て伏せです。しかし、誰もが最初から腕立て伏せができるわけではありません。 腕立て伏せは、手の位置が高ければそれだけ簡単で、足の位置が高ければそれだけ難しいです。つまり一番簡単なのは、壁に向かい合って自分の肩の高さに手をつき、壁により掛かるように「肘を曲げ、それから肘を伸ばす」を繰り返す動作。 これが楽になってきたら、テーブルやカウンター、それから椅子と、徐々に低いところに手をつきます。この方法を継続することは、膝をついて腕立て伏せをするよりも、おそらく効果的でしょう。なぜなら、どんなレベルの人も、体全体をプランクの体勢に保った状態にできるからです。