ジブチ沖で船遭難38人死亡 エチオピア移民か
【ナイロビ共同】国際移住機関(IOM)は9日、アフリカ東部ジブチ沖で船が遭難し、子どもを含む少なくとも38人が死亡したと明らかにした。エチオピア外務省によると、ジブチ対岸のイエメンを経て湾岸諸国への渡航を目指していたエチオピア移民とみられる。 IOMによると、食料難や治安悪化に伴い、エチオピアやソマリアからジブチ周辺を経由するルートで湾岸諸国を目指す不法移民は後を絶たない。2014年以降、このルートで死亡したり行方不明になったりした移民は約千人に上るという。