【フィギュア】初出場高橋星名、フリー巻き返し4位「あっという間」/ジュニアGPファイナル男子
<フィギュアスケート:ジュニアGPファイナル>◇7日◇フランス・グルノーブル◇ジュニア男子フリー 【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】22年全日本ノービス選手権A優勝の高橋星名(14=木下アカデミー)が、初のジュニアGPファイナルを4位で終えた。 フリー142・57点の合計204・40点で、ショートプログラム(SP)6位から巻き返しに成功。「最後まで諦めずに滑りきれたので、まずはうれしいです」と目を輝かせた。 SPではジャンプミスが相次ぎ「不安や緊張も大きかった」が、久しぶりの滑走順となる「1番」で吹っ切れた。7本のジャンプをしっかりとそろえ、最後の足換えコンビネーションスピンでも最高のレベル4を獲得。演技後は両手を口元に当てて、びっくりした様子を見せた。笑顔で大舞台をかみしめ「時間があっという間に過ぎたっていうか、楽しかったので集中してました」と振り返った。 初めて出場したグランプリ(GP)シリーズ第1戦ラトビア大会で優勝。第5戦ポーランド大会でも銀メダルに輝き、ファイナルの切符を獲得。11月の全日本ジュニア選手権でも準優勝を果たしていた。