阪神、「青胴車」5001形の運転を2025年2月に終了
阪神電気鉄道は27日、「青胴車」5001形の営業運転を、2025年2月に終了すると発表した。 青胴車は、1959年~1960年に製造された5101形・5201形以降の、クリーム色・ウルトラマリンブルー(青色)の2色塗りの普通列車用車両のこと。車体の下半分が赤色だった当時の急行用車両「赤胴車」に対し、青胴車と呼ばれた。 5001形は、1977年に営業運転を開始。1995年デビューの5500系以降では、青基調の要素は残しつつも、カラーリングが変更されたため、旧来の青胴車の塗装を残す車両は、5001形が最後となっていた。 阪神電気鉄道は、5001形の営業最終運転日については、2025年1月上旬ごろに改めて発表するとしている。また、5001形の引退を前に、同社ではさまざまなイベントを開催すると発表。第1弾として、2024年12月21日に、5001形によるミステリーツアー列車を運転するほか、2025年1月には、同形式による貸切列車プランを設定する。