2024年上半期(1-6月)日本の新車市場分析 売れたクルマ、軽自動車、ブランド、輸入車?
2024年上半期 軽自動車販売
2024年1月~6月軽四輪通称名別新車販売台数 今度は軽自動車だ。ナンバー1は、依然としてホンダN-BOXだが、前年比で89.7%。2位のスペーシア、3位のハスラー、4位のワゴンRのスズキ勢は軒並み前年比大幅アップとなっている。ダイハツ不在で空いたポジションを見事にスズキが掠っていった格好だ。 迎え撃つホンダは ホンダN-WGN 16,872台(84.4%)ホンダN-ONE 9,106台(96.0%) とNシリーズは前年割れだ。 輸入ブランド別新車販売台数(2024年1月~6月) 輸入ブランドのランキングは上の表の通り。 メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディのドイツ勢がTOP4を占める。とはいえ、どのブランドにも勢いは感じられない。なかでも好調と言えるのは、ポルシェ。前年比109.3%の4676台を売り上げている。 他のブランドにも目を向けてみよう。いわゆる”超”が付く高級ブランドは、好調だ。お金はあるところにはある、ということ、なのだろう。 フェラーリ 717台(104.8%)マセラティ 659台(98.8%)ランボルギーニ 364台(133.8%)ロータス 143台(1191.7%)ロールスロイス 172台(155.0%)マクラーレン 117台(127.2%)
中韓ニューカマーは?
相次いで日本市場に参入した中韓OEMの上半期はどうだったか? ヒョンデ 343台(149.8%)BYD 1,084台 (187.9%) どちらも前年比で大きく伸ばしているが、より売れたのはBYDだ。ATTO3、ドルフィンの2モデルで1,084台を売りあげた。対するヒョンデは343台で前年比149.8%。ここまでは、オンライン販売のヒョンデをディーラー網整備中のBYDが一歩リードしていると言っていいだろう。
MotorFan編集部