【西武】ドジャース〝大谷流新兵器〟導入で最下位からの逆襲準備
西武がドジャース・大谷流の新兵器を導入し、3年ぶりの最下位からの逆襲を期す。 所沢・カーミニークで行われている秋季キャンプで、7日からの第3クールからGPS(全地球測位システム)機能を活用する「デジタルブラジャー」を試験的に導入。「疲労の指標の発見」や「目的に応じたランニングの効率化」が狙いで、若手の野手6人、投手6人の計12人がアンダーシャツや練習着の上に着用したまま練習している。メーカー側との都合がつけば、春季キャンプでも導入する見通しだ。 メーカーは異なるが、同タイプの機器を大谷がトレーニングに利用している。GPSを利用して、走行距離や走行時の最高速度、スイング数、疲労度、心拍数などのデータを確認することが可能。データは瞬時にトレーナー陣が持つタブレットに送られ、いつでも確認できる。能力を数値化することで、選手は改善点や潜在能力に気づきやすくなるメリットがある。育成の是沢涼輔捕手は「自分が気づけなかった能力が分かる」と話すなど選手にも好評だった。
報知新聞社