日本代表の新監督に森保氏(全文2)「日本人の良さ」出して世界と向き合う
Q:森保監督の任期は4年? それ以降も望む?
テレビ朝日:ありがとうございました。最後に田嶋会長に1つだけお聞きしたいんですが、先ほど、森保新監督の口からも4年後のワールドカップという言葉が出てきました。任期という意味では、4年、ワールドカップまでと考えてらっしゃるのか、それとも理想論を言えば、そこから先も長く率いていってほしいというふうに考えているのか、その辺りのお考えを教えていただいてもいいですか。 田嶋:任期の考え方っていうのは、技術委員会で4年という形の一定の答えを出してくれました。これも結果の世界ということもありますので、常にいい成績を目指してやっていただきたいというふうに思います。 テレビ朝日:ありがとうございました。代表質問、以上です。 司会:ありがとうございました。お待たせしました。それでは皆さまからのご質問をお受けします。ご質問のある方は挙手にて、社名、お名前のあと、よろしくお願いいたします。じゃあ、最前列の。2列目の男性の方。
Q:日本代表監督として一番大事にしたい部分は?
NHK:NHKの一橋と申します。森保監督にお願いします。ロシア大会での戦いぶりを踏まえて、日本代表監督として一番大事にしたいこと、日本代表監督として一番の肝になる部分はどういうところなのか教えてください。 森保:そうですね。ロシアのワールドカップに西野ジャパンのコーチとして帯同させてもらって、一番やっぱり強く感じたのは、日本人のメンタリティーと日本人の身体能力等の良さを生かしてやっていくということ、そこは本当に大切だなというふうに思いました。海外から学ぶことはもちろんまだまだたくさんありますけど、日本人の、本当に身体的な能力、メンタリティーを生かして、チームづくりをすることが大切だというふうに思っております。 私が思っているのは、一体感のあるチームづくり、常に公私ともに連携、連動して戦うというところ、そのチームづくりは絶対にやっていきたいなというふうに思って、ロシアの大会を終えて、これからにつなげていきたいというふうに思っています。 NHK:日本人のメンタリティーとおっしゃるところ、具体的にどういうところか教えていただきたいんですけど。 森保:やはり、みんな自分が成功したい、自分が試合に出たい、いろんな、自分がという部分は持ってると思いますが、お互いがお互いを尊重してチームのために戦っていこう、チームの結果のために絆を持って、協力し合って戦っていこうというそのメンタリティーは、ロシアのワールドカップでも選手を見てすごく感じました。そういうところは大切にしていきたいと思います。 司会:ほかにいかがでしょうか。それでは中側の白いシャツの方、お願いいたします。もう一度手を上げていただいてよろしいですか。 【連載】日本代表の新監督に森保氏(全文3完)へ続く