ベレッティーニがツアー初タイトルを獲得した大会で6年ぶりの優勝、今季2勝目でトップ50復帰が確定 [スイス・オープン／テニス]

写真はロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ・モンテカルロ）でのマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」（ATP250／スイス・ベルン州グスタード／7月15～21日／賞金総額65万1865ユーロ／クレーコート）の男子シングルス決勝で、第6シードのマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）が予選勝者のカンタン・アリス（フランス）を6-3 6-1で退け6年ぶりの優勝を飾った。 ～EFGスイス・オープン・グスタードで6年ぶりの優勝を飾ったベレッティーニ選手～ 　28歳のベレッティーニがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、4月のマラケシュ以来でキャリア9度目（準優勝6回）となる。 　第6ゲームで0-40のピンチを凌いでキープしたベレッティーニはそこから雨による中断を挟んで9ゲームを連取し、最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを問題なくキープして59分で快勝した。 「信じられないような気分だ。6年前にここで初タイトルを獲得したのが昨日のように感じるけど、たくさんの試合があったし多くのことが起こった」とベレッティーニは試合後のオンコートインタビューで語った。 「プレーし続け、楽しむことができていることがとにかくうれしいよ。今週は6年前のエネルギーを取り戻すことができたと思う。この場所は僕にとって特別だ。凄くハッピーだ」 　ケガで半年以上の戦線離脱を強いられたベレッティーニは世界ランクを一時154位まで落としていたが、復帰後の戦績（ツアーレベル）を16勝5敗としてトップ50復帰が確定した。 　同日に行われたダブルス決勝では、第3シードのユキ・バンブリ（インド）／アルバーノ・オリベッティ（フランス）がユーゴ・アンベール／ファブリス・マルタン（ともにフランス）を3-6 6-3 [10-6]で倒して同ペアでのツアー2勝目を挙げた。