21年女王・高木真備がグランプリ控える同期・石井貴子にエール「悔いのないレースしてもらいたい」/ガールズケイリン対談・後編
貴子 すごく楽しかったです。めっちゃくちゃ寒かったけど(笑)。私としても非開催日に地元の競輪場に入る機会がなかったので、家族連れとかの姿も見られましたし、真備のすごさや競輪場の施設の可能性というのも感じることができた貴重な日になりました。 真備 たかちゃんは、今年、なにかに「挑戦」をしましたか。 貴子 今年は「1年間を走り切る」ということを目標にしていました。2021年にケガから復帰して以来、年間を通して競走を走れていなかったので。今年は6月のGI、サマーナイトもオールスターも、競輪祭も走れましたし、グランプリにも4年ぶりの出走が決まって! 存分に挑戦させてもらえてありがたい限りです!
大舞台に挑む貴子選手を激励「悔いのないレースを」
ーー真備さんは今年のグランプリをどのような気持ちで観戦しますか。 真備 そりゃ、たかちゃんの応援です(笑)。といっても、もちろん勝ってほしいけど、とにかくたかちゃんに悔いのないレースをしてもらいたいなって思います。私が今までで一番悔しかったグランプリは、やりたかったこともできず、なにしに行ったんだろう、ってなった時だったので。それが一番むなしいし。その1年、なんのために頑張ってきたんだろうという気持ちになってしまうので、それだけはたかちゃんにはしてほしくないなって思っています。自分の良いところをしっかり出しているたかちゃんを本番で観られたらうれしいです。 貴子 ありがとう。そうだよね。精いっぱい頑張ります。 真備 では最後に、たかちゃんから今年のグランプリへの意気込みをお願いします。 貴子 自分がどうやってこの舞台に立つことができたのか、もう一度しっかり整理したいと思います。自分の取り組みをしっかりできるかがタスクだと思うので。今回のグランプリは多くの方々に支えてもらって、助けてもらって、ようやくスタートラインに立てます。ゴールする瞬間までに私はどうするのか、しっかり考えて、今の私にできることを精いっぱいやり切ろうと思います。 真備 (拍手) 本当にたかちゃん頑張ってね。 ーーお二人とも本日はありがとうございました。