21年女王・高木真備がグランプリ控える同期・石井貴子にエール「悔いのないレースしてもらいたい」/ガールズケイリン対談・後編
ガールズグランプリ2024企画『高木真備×石井貴子 同期対談』
ガールズグランプリ2021女王の元ガールズケイリン選手・高木真備さんがガールズグランプリ2024への出場を控えた石井貴子選手(千葉)をお迎えして、対談形式でいろいろなお話をうかがいます。後編では、高木さんの引退後の活動を石井選手がどう見ているか明かしてくれました。高木さんからはグランプリを控える石井選手へエール! 後編もどうぞお楽しみください。
活躍の場は違えど“挑戦”続ける二人
ーー貴子選手は真備さんの引退後の活動のどのように感じていますか。 石井貴子(以下・貴子) 真備はガールズケイリン選手時代、初期の段階から明確な目標を立てていましたし、そこに向かって努力をしていたのも知っています。それをやり切った時に、進退について自分で決断して、引退してからは築いてきたものの続きを広げていって…という活動はすごいと思いますし尊敬しています。自分はあまり長期的な目標というのは立ててきていなかったので、果たして私だったらそれができるのかなって思うので、本当にすごいことですよね。真備がもともと持っている人柄だったり、協力してくれたたくさんの人たち同士を繋げる力も真備にはあると思うので、すごいなって感じます。くだらない話とかしている時とかでも、真備に自覚はないかもしれないけど的確なことを投げてくれたりするし、私はそれを受け止めて自分のものにしています。 高木真備(以下・真備) たかちゃんにそう言ってもらえるとうれしいです。そういえば今年2月の松戸競輪場で行われた『わんにゃんフェスティバル』には、たかちゃんも来てくれました。 貴子 X(旧ツイッター)で真備が松戸で『わんにゃん』をやるという告知を見かけたので「松戸でやるんだね」ってすぐ連絡して。 真備 そうなんです、たかちゃんの方からわざわざ連絡してきてくれたんです。しかもその日は「さかがみ家」のキッチンカーが来てくれる日でなんとかして盛り上げたいなと思っていたので、そこにたかちゃんが来てくれていろいろ手伝ってくれて…。おかげで多くの方が来てくださって喜んでもらえたので、本当にうれしかったしありがたかったです。