内島萌夏、予選勝者を圧倒しグランドスラム本戦初勝利! 2回戦で世界2位サバレンカに挑む[全仏オープン]【テニス】
内島萌夏が2度目のグランドスラム本戦で初白星
現地5月28日、「全仏オープン」(フランス・パリ)女子シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がり同大会本戦初出場となった内島萌夏(安藤証券/世界ランク83位)が、同じく予選勝者のイレネ・ブリロ・エスコリウレラ(スペイン/同302位)を6-1、6-1のストレートで下し、グランドスラム本戦初勝利を手にして2回戦に進んだ。 【画像】大坂なおみら日本女子3名が出場「全仏オープン」女子シングルス組み合わせ 5月初旬に岐阜で行われた「カンガルーカップ」から3週連続優勝を果たし、自己最高となる80位を記録して勢いに乗る22歳の内島は、予選3試合をいずれもストレートで勝利し、全仏オープン3度目の挑戦で本戦への切符を獲得。昨年の全豪オープン以来、2度目のグランドスラム本戦入りとなった。 初戦の相手となったブリロ・エスコリウレラは、内島と同じく予選を勝ち上がり、グランドスラム本戦初出場である。 試合序盤、積極的な仕掛けを見せる相手に内島は落ち着いて対応。粘り強く相手のミスを引き出して、幸先よくブレークに成功する。厳しいコースではなく、ミスなくコート深くにきっちり返球する内島に相手は自ら崩れていく。試合を優位に運んで、その後も2度のブレークに成功。内島が6-1で第1セットを先取した。 第2セットでも相手の逆を突くフォアハンドのストレートで効果的に揺さぶり、ラリーの主導権を握った内島。焦りからかミスの多い相手にプレーをさせてテンポ良くポイントを獲得し、リターンゲームをすべてブレークに繋げて6-1とわずか1時間で完勝。グランドスラム本戦初白星を左手で小さくガッツポーズを作って喜んだ。 ツアー下部大会から19連勝中の内島は、2回戦で第2シードのアリーナ・サバレンカ(同2位)と対戦する。
Tennis Classic 編集部