【リニア新幹線工事】静岡・島田市の染谷市長 「JR東海にはさまざまな形で地元説明会を開いてほしい」
リニア新幹線の工事について、静岡県島田市の染谷市長は、JR東海にはさまざまな形で地元説明会を開いてほしいと述べました。 ●染谷絹代 島田市長: 「(説明会は)さまざまなやり方、回数を重ねてやっていかないと住民の理解を得るのは難しいので(JR東海には)ていねいに対応してほしい」 島田市の染谷市長は27日の定例会見で、リニア工事の今後のあり方について見解を述べました。 国交省からは県が挙げた課題28項目のうち、残っている25項目が解決した時点で、JR東海から地元への説明があると伝えられたといいます。 しかし染谷市長は全てが解決した最終的な説明とは別に、さまざまな懸念に対する地元への説明会があってもいいと述べました。 一方で染谷市長は「流域市町の市長町長からは水資源を心配する声よりリニア開業よる経済効果を望む声が増えた」と話し、リニアを取り巻く環境は変わりつつあるという認識を示しました。